晩婚・晩産化に伴い、不妊に悩むカップルが増えている。医療体制は整備されているものの、働きながら治療に取り組むには課題も残る。不妊治療は今や職場でも身近な問題。仕事との両立のために勤務先はどんな支援ができるのか。
[日本経済新聞 11月9日(金)掲載]
NPO法人Fine理事長 松本 亜樹子さん
自ら不妊治療を体験。2004年にセルフサポート団体Fineを設立、理事長に就任
「社内啓発し負担認知を」
日本航空人材戦略部主任 田村 知子さん
2009年日本航空入社。16年現職。女性活躍推進や障害者雇用などダイバーシティ施策を担当。
「1年休職で人材逃さず」
仕事、子育てをしながら第二子の妊活をされている方からステップアップの相談を貰ったので、こちらの記事に目が留まりました。
両立が難しい理由
「通院や診療に時間を割かれ、負担が重い。治療にもよるが体外受精であれば月5~7回の通院は当たり前。できるだけ良い状態の卵子を採りたいので日程を事前に固められない。採卵予定日に診察に行っても『もう1日待ちましょう。明日また来て』といったこともある」(記事より)
そうだったな・・・と私も懐かしく思いだします。
私は経験者だから共感できる内容の記事でした。
妊活はプライベートな問題ですが、誕生した子供は世の宝。
社会で支えないと、女性のキャリア形成と日本の人口減少の問題は永遠に解決しないのでは・・・。
[妊活を終えてわたしが思う事]
・妊娠するための活動だが、産後のケアを十分にしておいた方が良い。妊娠・出産はゴールではなく、楽しい子育てのための入口。産後のママの十分なケア・サポートが必要です。特に40代の出産は心身ともにダメージがあるものだと思って準備しておく方が良い。
・「わたしなら大丈夫(妊娠)できる!!」その自信が時に傲慢となって、私は妊活に長期間かかったような気がします。他人との比較ではなく、自分の体と向き合う事が最も大切。女性の体について、知っているつもりでもよく勉強し、さて、わたしはどうかな?とからだと対話しましょう。